ALC板大壁工法
ALC板大壁工法

今年は天候が不順で8月のお盆休みからズーッと雨が多く、現場もなかなか終わらなくて困りものですが、先日の大雨で被害の出たところの皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。



急に涼しくなってきた東京ですが、シルバーウィークの最終日銀座へ行ってきました。歌舞伎座のあたりは人、人、人で賑わっていましたが、裏道に入ると妙に静まり返って休日でシャッターが下りているビルが多い中、スタッコラーストを施工していただいたビルを見つけました。



間口の狭いビルですが、ALC板の下地を目地のない大壁にしてスタッコラーストで仕上げてあります。新築のビルでしたので設計の先生と打ち合わせをしたり、施工してくださる業社さんと施工について話をしたり、材料を届けたり、施工するまでは結構大変でした。でも施工後に「どうでした?」と連絡を入れると、「ああ、全然平気でしたよ。簡単でした」と施工前と打って替わったお返事でホッと致しました。あれから数ヶ月が経ったので写真でもと思い見に行った訳です。



色はこれ以上出来ないという深いレッド!です。もちろん特注色になりますが、これ限界です。鮮やかなレッドも大変ですが、ときどき注文される方があり顔料が1缶分ほとんど入ってしまうほどで、特に高価な赤の顔料が・・・というシロモノになります。貴重です。こういう色になると国産の商品ではできないということですので、スタッコラーストならではということになります。ハイ。お店の中には入りませんでしたが、独特の雰囲気を出しているビルでした。